こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は、先日ブログで取り上げた持ち物のことに続き、手軽に簡単に自分をなりたい自分に変化させるための気づきが高くなるワークの1つです。
「目標設定がわからない」「何が今自分自身がやりたいことなのかがわからない」そんな人向けのブログです。
悩み相談室 自分が本当に何をしたいのかわからない
まずは何のお金も時間もかからず、ついででできる簡単なワークをご紹介します。
それは通勤や通学、買い物などで使っている習慣の道を変えるということです。
毎日毎日同じ道を通って、通勤や買い物などしていませんか。
使い慣れた道は、混み具合などもわかるので確かに便利ですが、何か知らない自分に気づいていくには不向きです。
毎日同じことの繰り返しがどうしても多くなりがちで、少しでもの日常の変化を意識的にしなければ他人のことでついつい自分を置き去りにして多忙な日々ですが、自分の成長や変化が少なくなります。
日常生活の中での何気ない行動様式に変化をもたらすと、それだけで脳内が刺激され成長に役立ちます。
道を変えたり、交通手段を変えたり、自転車から徒歩に変えるだけで発見がいっぱいあります。
私自身、車を使う生活が多いですが、景色の変化に気づくように風景を意識してはいるものの、あまり刺激にはなりません。
ところが、近くの場合徒歩にしたり交通機関を使うだけで、新しいお店を発見できたり匂いだことのない香りに出会ったりととても刺激があることに気づきます。
この少しの変化が、大きな変化を生むきっかけになります。
習慣の道からこの3週間のうちに1度か2度は違う道を通ってみてください。
ただし、子どもを送らなければならない時や大事な約束がある場合は、使い慣れた道をお勧めします(笑)
発達障がいの子が教えてくれたこと
私は、教育委員会で3年間発達に何らかの課題がある人たちばかりを毎年200人近くカウンセリングや療育で関わりました。
そのこともあり、4年前から福祉事業を2カ所起業したり、共著ですが2020年8月に出版になった明石書店から出ている「チーム学校」を実現するスクールソーシャルワークという本の発達障がいの章を担当しています。
道を変えることは、発達の課題のある子にとっては生き死にに纏わるくらいのパニックの症状が出ることがあります。
つまりここではメカニズムをお伝えしませんが、脳に強烈な刺激を与えるということなのです。
ですので、何もやる気が出ないし新しいことを始めたいけど何がいいかわからない方にはこの道を変えてみるだけで脳に強烈な刺激を与えることができます。
ぜひ何かを発見しようという思いで、道を変えて歩いてみて下さい。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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