こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は、会社などで誰かと何かを一緒に作り上げている人やプライベートなことで家族でも、みんなで一緒に何かをしようとする時にうまくいかず、イライラしたり悩んだりしている人向けのブログです。
「一人でやった方が早い」「何でこの人としないといけないんだろうか」「もっといい集団だったらうまくいくのに」と悩んでいる人はご一読ください。
悩み相談室 チームで何かをしようとしてもうまくいかない
一人で行くなら早く行ける、ゆっくりになるけどチームでいくと遠くに行けるということを言われます。このことは他国でことわざになっているぐらいです。
時間の使い方であれ、お金であれ、仕事であれ、趣味であれ、何でも一人でやるかチームでやるかはとても大事な決断になります。
私自身もビジネスにおいてチームでしているものと完全に単独で一人でしていることとあります。
そこで感じるのは、一人でできることはたかが知れているということです。
しかしながら「みんなで一緒に行こう」とチームになると、歩幅を合わせることや、方向を定めるのが難しい、一人一人のペースが違ったり、休みたいのときに行きたい人や行きたいのに休みたい人などが出てきて多難です。
人生やビジネスのチームプレイが大切と言われる一つの理由に、人生の豊かさと幸せを手に入れようとしたらチームプレイヤーであることが重要だということです。
例えば心理学で、子どもが母親の近くで遊んでいる時と遠くにいる時の遊びの様子からチャレンジをするかしないのかを研究するための実験があります。
結果は、母親が近くにいるときほど無茶苦茶な危ないチャレンジングな遊びをして、遠くに離れている時は無難で安全な遊びをしていることがわかりました。
つまり、心理的な安心感があると人はチャレンジができるということです。
裏を返せばチャレンジができない時は心理的な安心感が少ない時だということです。
「この人がいるから」と思える状況が、挑戦しようという気持ちになりやすい
先ほどの実験結果で子どもの場合は、物理的に近くにいなければ安心感を得にくいですが、大人になると頭の中でイメージできるだけでも安心感はできます。
つまりチームプレイは、安心感や自分では一人だと気分でブレーキ、アクセルを決めますが、チームだと気分ではなくブレーキやアクセルを踏めることができるので遠くに行けるのです。
一人だと好きなときに、好きなところでブレーキもアクセルも踏めるので、自由ですが気分に左右されやすいのでできることがしれているのです。
幸せや豊かさを手に入れたければ、何でもチームでできないかを考えてみてください。
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