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幼き日のヒーローを解放しよう!彼はあなたに呼ばれるのを待っている

悩み相談室♡理想のなりたい自分にどうしたらなれますか?それは、子ども時代に好きだったこと、なりたかった職業がヒントになります

こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。

今まで20年間官公庁中心で委託を受け、合計100箇所の場所で4万人以上の方々のカウンセリングをしています。

カウンセリングに来られて、転職を考えておられたり適職が何なのかと考えたりして来談なさった方に、「幼少期になりたかった職業は何ですか?」と質問をすることがあります。

だいたいみなさん、「今の悩みと関係があるのか?」と疑問に思われますが、関係が大ありです。

子ども時代になりたかったものというのは、自分の脳機能として得意なことを自然と使って遊んだりしている過程で、なりたい職業を考えていることが多くあります。

これは、発達の検査などを実施して人の認知機能を2000人近く分析してきたからわかった臨床像です。

例えば、「野球選手になりたかった」小さい時の夢は、もちろん運動能力が高い人もあれば、人と何かをするということに興味があると分析できます。

また、周りの友達がその夢を言っていたからという人は、協調性があるが時には主体的に物事が考えられないのかもしれないなどと分析していきます。

そうなると、本能優位でまだ生きているあなた自身は、実はこのようなことが生まれ持っての得意なこととして授かっているので、そのような認知機能をうまく使える職業を選べばあまり病むことはないかもしれません。

そして理想の生き方(心理学的には【自己実現】といいます)に近くなると思います。

私自身の話で恐縮ですが、私は幼児期から「お医者さんになりたい」と思っていました。

それは、扁桃腺が肥大で毎月高熱を出し、よく病院に行っていた小児科の先生が凄いと思っていたのと、子どもながらにテレビなどでも手術のシーンをみると単純に「いいな」と感じていたからです。(血が好きという意味ではないです笑)

今でも医師を目指せばよかったと思いますが、私の師匠たちも精神科医で現在の仕事でも様々な精神科医だけではなく小児科や産婦人科などの医師と一緒に仕事をすることもあり、何となく近しいこの世界で「遠からず」と思っています。

ぜんぜん違う経験や知識がつながって、本当になりたかった道につながるという事実

私の話が続いて恐縮ですが、母が書家であったり祖母が日本舞踊や三味線をしているなど芸事が身近にあり、幼少期から美術館や展覧会に連れて行ってもらいました。

今も時間があれば美術館や博物館は大好きです。

そんな影響もあってか画家を目指し、デッサンなどを習って美大に進学しようと高校の友人は美大に行った人との付き合いが多かったように思います。

幼いころから気がつけば絵を描いたりポエムを造ったりしたりしていましたが、なぜ心理学を学ぶに至ったかの一つの要因は

「人はなぜ絵を描くのだろう?なぜ描く日によって表現が変わるのか?描いた後気持ちに変化があるのか?」と

描くこと以上に「なぜ描くのか」という心理の方に興味が出てきたことが一つの要因です。

そして臨床心理学を学ぶ大学に進学しましたが、実は大学に入って【絵画療法】という絵から深層心理を分析する心理療法に出会いました。

そして絵を描いていた自分や感じていたことが全て遠隔連合(遠くにあるものが繋がって)されて今の自分や仕事の道ができてきたように思います。

ですので、皆さんも昔好きだったこと自然と遊んでいたことを親御さんたちに聞いたりしてその周辺で連想されることをブレインストーミングすると本当になりたかった理想の自分や仕事に出会えるかもしれません。

【今までの経験 ✖️ 新しい知識 = 新しいアイデア】が生まれる。 現状突破はに必要なのは、新しい出会いという事実❗️

ある医師でもある教授から大学院時代に、「医者をめざしたら」と言われ、正直幼少期になりたかった職業への成り方を教えて欲しかったと思う瞬間でした。

しかしながら「そんなに勉強できません」と伝えると「頭脳が足りないなら教育をお金で買うか、頭脳があればお金をかけずに安くつくだけの話で、医師にはなりたいと思えばなれるよ」(誤解がないようにどちらにせよ努力は必要です)と言われたときに10代でしっかりこの話が聞きたかったし導いて欲しかったと思いました。

つまり本当になりたかったら、その道のプロに話を聞いてみることは大切です。

人との出会いや誰と何をするかが人生を決めると言っても過言ではないでしょう。

人との出会いが人生に大きな影響があるのはなぜか?下の記事が参考になるかもしれませんのでそちらもご参照ください。

そしてやはり人間は、以前ブログでもとり上げた「イメージで行動してしまう」という呪縛にはまっていたので、「私なんかできるわけがない」と考えていました。

こちらの「イメージで人は動いてしまう」ことに関しても下のブログをご参照ください。

今から考えるとそこまで医師になりたいとの情報の追及をしなかった私が、実は今の道を暗に選んでいたのであろうと納得しています。

誰でもどんな自分にもなれるチャンスは、いつからでもあります。そのチャンスは、毎日1%の進化がひき寄せます。

自分を変化させるために必要な能力確認として、今一度本当になりたかった職業はなんですか?

そしてそれは本当の自己実現のための大事な視点を授けてくれます。

ご質問やとりあげて欲しいことなどお気軽にTwitterやコメント欄に入れてください。充実した時間が過ごせますようお祈りいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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