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あなたの理想を邪魔するものは〇〇〇〇というモンスター

♡悩み相談室 理想の自分と今の自分にギャップがあってなりたい自分になれないのは、【自動思考】という名の悪い癖

こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。

今日は、なりたい自分と今の自分ではギャップがあって理想の自分になる為にはどうしたらいいのかということを、心理学的にそして4万人のカウンセリングの経験から見えてきた事実をもとにお伝えします。

なぜギャップが埋まらないのかというと、人間には【自動思考】というついつい同じように考えてしまうような回路が脳内に出来上がるようです。

わかってはいるが、毎回マイナス思考になってしまうのも【自動思考】です。

しかも、マイナスの事柄は、

以前の【これからの生き方に不安がある。どう生きればいいのか?】のブログでもお伝えしたように

プラスの思考よりも2倍考えやすいのです😓

これは、人間は不便や不都合を捉えて便利にしていこうと進化したので、脳が不都合や不便・不安をキャッチしやすいというメカニズムからきています。

理想の自分を目指す人たちにとっては少し厄介な思考かもしれません。

人間、変化は時に危険を伴うことがあります。危険回避のために変化しないように理由をつけて変化しない、できないようにしてしまいます。

これを「合理化」といいます。

心理的には防衛機制の中の一つと言われ合理化をすることで、これ以上傷つかないように防衛しているのです。

ということは、何らかの嫌なことが前に変化をしようとした時にあったのかもしれません。

自分はこんなふうに変化したかったけど、変化しようとしたら友人関係や恋人関係がうまくいかなくなったことで変化を止めたことや、親子関係が悪くなったから変化を止めてしまったエピソードはありませんか?

本来良質な人間関係性であれば、相手の変化とともに関係性も変化していき、自分の成長とともに相手も成長していればこんな足の引っ張り合いにならないのです。

しかし、変化をしてほしくないと感じている人は、相手の変化を好ましく思わないのでできないようにしていくのです。

それが過ぎる場合、束縛をして相手をコントロールしようとしたり、さらにはDVに発展してしまったりするケースもあります。

それが相手の中で無意識的に行われていることもあるので、質が悪いです。

そんな違和感がある相手とは極力物理的な距離を取りながら、自分を変化させるように努力をしてください。

そして【自動思考】という概念を思い出して、「またいつもと同じ考え方をしているな」と気付いてください。

その後に「また同じように考えていた」と気づきと振り返りがあれば【自動思考】は自動的に解除に向かっていきます。

自分のクセがある考えは何ですか?

人は、何か変化させたい成長したいと思う時に最も大切なことは「気づき」です。

しかしながら意識して今までに考えたことがない刺激を入れて考えなければ、気づきは生まれにくいです。

ましてや同じような日常を送ってしまうと、気づくと変化を強いられそうなことには目を瞑ったり気づけなかったりします。

今回のようなコロナの影響の中では、気づきを強いられることや時間ができました。自分自身に向き合う作業は慣れないと難しかったり辛かったりします。

ただ、今棚卸をしてしっかりと人生を考え直したり自分を見つめ直した分だけ充実した生き方にシフトできるのは間違いないと思います。

まずは、日頃から考えていた理想の自分や生活ができているのか、また考えてすぐに答えの出ないことは今まで気付けなかったことへのヒントがたくさんあります。

今の時間を不安で過ごしたり恐るのも、自分を見つめ直して充実した時間を過ごすのも人に平等に与えられた【大切な時間】です。

時間の使い方についてはこちらの記事もご参照ください。

もっともっと理想に近い自分のために、自動思考を解除して充実した時間を送るための思考にシフトしてみて下さい。

何かご質問や取りあげてほしいことなどTwitterやコメント欄からお伝えいただければ、お答えいたします。

気軽にお伝えください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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