こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は、人生をコントロールしていく上で切っても切り離せれないものについてお伝えします。
「最近部屋が散らかっているんだよね」「嫌なことばかりされるんだよね」「家族に邪魔されて時間がないからできない」とついつい何かのせいや環境のせいにしている表現をしている人はご一読ください。
その表現だと、自分の人生をコントロールできにくくなります。
悩み相談室 こうしようと思っていても邪魔が入ってできない
人生は「自分がどうしたか」という「これって自分で作ったよね」と言うものしか変化させられないようになっています。
例えば「部屋が散らかっちゃうの」と言っている人は、勝手に部屋が散らかっているような表現をしているので変えることができません。
また、「自分の時間を使えないのは、家族のせい」というように環境がそれを作っているような表現になっている人も変化させることは難しいでしょう。
人は、そう信じたように育っていってしまいます。
自信がないように振る舞って、自信がないと思っていればいるほど自分自身の脳を自信がないように育ててしまいます。
起きる出来事を全て思う通りにすることは難しいですが、何が起きるかをコントロールするのではなく、それに対して粘りづらくどう対処するか、どう考えて行動するのかが重要です。
「自分が作っているんだ」と連呼しよう
先ほどの例に挙げた「部屋が散らかってしまう」と言う表現は、どうすれば自分が作り上げたと脳が認識し変化させる行動ができるのでしょうか?
「散らかっている部屋は、自分が作ったんだ」と考えるだけでいいのです。
そしてそう考えた時に、何か失敗したと思ってしまう人がいますが、失敗しなければ学習をしていくことができず、成長の機会を無くしてしまいます。
自分自身で作った状況が、失敗でも成功でも「オールオッケイ」と思ってください。
だいたい物事は、成功と失敗は抱き合わせです。
今の人生は、成功でも失敗でも「こんなはずじゃなかった」と思うことでも全て「自分が作っているんだ」「自分が選んでいるんだ」と考えた時に変化させることができます。
人生は、例えどんなに苦しくても何かを誰かにされたとしても、他者に作られているのではないはずです。
「自分が作っているんだ」とまずは呟いてみてください。
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