こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は少し視点を変えて、自分ブランディングのお話です。
ブランドと聞くと、エルメスやシャネルのようにファッション界での有名どころを思い浮かぶことも少なくないかもしれません。
ブランドは、それを聞くだけで何かを思い出しイメージし信頼をすぐに勝ち取ることができるものです。
自分自身をどのようなブランディングをすれば、仕事においても私生活においても有効に活用できるのかを再考してみようと思います。
悩み相談室 自分をブランディングする自分ブランドの作り方がわからない
まずは何より、理想を掲げてなりたい自分を具体的に思い描くことからスタートです。
その後は少し客観的になって自分自身をプロデュースする側に立ったような感覚になってください。
以前テレビで「野ブタをプロデュース」という亀梨和也、山下智久、堀北真希が出演のドラマがありましたが、あれはイケていない女子を(堀北真希役)イケている男子が可愛くモテ女にする内容でした。(実はこの原作本を書いたのは、私のテニス部時代のペアを組んでいた友人の弟です)
とても面白いストーリーで、自分自身をプロデュースするつもりで指示して作り上げていきましょう。
周囲からこんなイメージで見ていってもらいたいから、「こんな服はどうだろう」「こんな発言はどうだろう」「こんな振る舞いはどうだろう」と指示して自分自身が演じるのです。
私であれば「大槻まどか」は、こんなイメージで周囲に理解してもらうためにこんなふうな物がいいかもしれないなどと思いながら、物を買うというような感じです。
慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、一番やりやすいのはこの人にこんな風に見てもらいたいという一人を思い描いて自分自身をプロデュースするとさらにやりやすいかもしれません。
そして大事なポイントは、統一感です。
持っているものの感じや表現がバラバラだと、不信感につながってしまうこともあります。
ギャップを表現するのと、このバラバラ感の違いは信念があるか、何か一つに筋が通っているかということにも繋がっていると思います。
たまに、名刺もホームページも会社のグッズもバラバラの方を拝見しますが、表現がぶれていてもったいないです。
有名どころのブランドをモデルにして、まずは実行あるのみです。
やってみて下さい。
自分に嘘をついてブランディングすると失敗する
「なんとなく周囲の期待がこんな感じだから、こうしよう」と自分をブランディングすることは「なんとなく」の自分を作ってしまい、なんとなくの人生になり、メンタル的にも危険です。
自分が何を心地よく感じているのかを軸において、ブランディングした方が自分らしさもしっかりと表現できて嘘のない自分で表現を作っていくのでズレも生じず、生き生きと生きれると思います。
無理に自分を無理に作るのではなく、あくまで自然体で自分を喜ばせながらブランディングして下さい。
どんな自分が自然体で、何が喜ぶのか、似合うのかは服の試着と同じで、経験してみなければわかりません。
いろんなことにチャレンジして初めて自分に似合うことがわかってくると思いますので、色々チャレンジし続けて本当の自分に出会っていきましょう。
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