こんにちは、臨床心理士・公認心理師の大槻まどかです。
今日は、例えば引きこもりの子どもがいる人やそこまで深い事情ではなくても、物事が思うように変化しないなと嘆いている人向けのブログです。
簡単な変化の仕方をお伝えします。
悩み相談室 思うように変化が出ない
狙った変化がなかなか起きないと感じていて何から手をつければ良いのか分からない人は、行ったことない場所に週に1度は行って見ることです。
日常の通勤などの道を変化させたり、行ったことのない場所に意識して週に1度は行くことをお勧めします。
そうすることで、出会ったことのない人や食事、雰囲気に必ず出会えるはずです。
そのことによって嫌な思いをしたとしても、それはそれで「なぜ嫌だったのか」を軸に自分の変化に役立つ考えが出てくる可能性があります。
嫌だったことも好きだと感じることも、「なぜそう思うのだろう」となかなか意識しないと深掘りしません。
しかしその深掘りこそが、どんな人生を歩みたいのか、どんな自分自身に才能があるのかを教えてくれるのです。
深い内省をしっかりと習慣にするためにも、狙って変化するようにしてみて下さい。
きっと思うような変化を呼ぶことができます。
五感に変化を与えること
なぜ、そのように変化を呼ぶためには行動の変化が必要かをお伝えしましたが、もう一つ大事な視点は五感です。
道を変えることと同様、五感が新しい刺激を受けやすい状況にしていくのが自分の人生の変化への近道です。
これは、うつ病などの精神疾患や神経症を抱えておられる方や不登校や引きこもりになっておられるご本人やご家族にもよくアドバイスをして大きな変化の一歩になるものです。
要は、五感がおかしな刺激を受けているので人は病んでしまいます。
行ったことのない場所に行くと嫌でも今まで感じたことのない五感へのを刺激してきます。
行ったことのない場所は、憧れている人などに聞いてみることや、雑誌などで紹介されてよさそうだと思う場所でいいと思います。
あまり難しく考えずに楽しく気楽に行動してみてください。
これを一気に満たせるのは旅行だとは思いますが、なかなか時間がない、そして今のコロナの状況で難しいかもしれません。
日常生活でのちょっとした変化でも十分ですので、やってみましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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