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紙キレ一枚で脳のパフォーマンスを上げる方法

こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。

今日は、多くの人は自分の才能のことを考えます。

そしてどう行動すればいいのかと考えていると思います。

しかしながら「もっと才能があるはずだ」とか「もっと収入が多くなるはずだ」とか考えてしまっている人は、本当の才能が芽生えにくいかもしれません。

そして毎日忙殺されながら、「あれも気になる」「これも気になる」という状態だと集中できません。

そんな人向けのブログです。

悩み相談室 もっと自分はできるはずなのに集中できない

「もっとこんなふうにステージを上げられる」「もっと広い家に住めるのに」などの結果を人はどうしても何かの結果を求めがちです。

ポイントは、「もっと結果を出せるのに」と思っていても、自分の才能はわかりません。

才能がどこに現れるかというと、「もっとこんな気持ちを感じてもいいよね」とか「もっとあんなことしたい」の中に眠っています。

環境から期待されているようなことに答えようとしている時は、「もっと結果を出さなければ」「もっとこうしなきゃ」と思っていることが多いと思いますが、これでは自分の才能に出会いにくいです。

「こうするといいのでは?」と「こういうことしたい」などの中に、才能が目覚めていくヒントが眠っています。

今の自分自身のやっている仕事で、重要なことをピックアップ

こんな心理学の実験があります。

今自分のやっている仕事で重要なことをピックアップしてもらい、その後に未完了になっていることを書き出します。

そしてAグループの人は、その後すぐに小説を読んでもらいました。

Bグループの人は、ざっくり未完了の仕事の計画を立ててもらった後に小説を読んでもらいました。

さてどちらのグループの理解力と集中力が高かったでしょうという実験です。

結果は、圧倒的にBグループの方が理解力も集中力も高かったのです。

未完了のものが私たちの周りには溢れています。

休むことをしていたり、何かに没頭したかったりこうしてみようと思っていても、未完了のものが気になりながらだと集中力も理解力も行動力も落ちます。

つまり未完了のものをできるだけ、ざっくりでもいいので計画を立てておくことが、集中力も理解力も上がりそして余裕ができると「あれもしたい」「これもしたい」と考えて行動ができると、自然と自分の才能に出会っていけるというメカニズムです。

しかしながら私たちは、毎日どこかの環境の中で求められていることに忙殺され過ぎています。

そのことで本来の才能に出会えないままということも、よくあります。

自分の本当の才能を使っていければ、やればやるほど元気に若々しくエネルギッシュになれます。

みなさんも気になることに集中してみましょう。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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