こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。今まで4万人のカウンセリングをして人への影響力は必須だと感じています。
どんな分野でも卓越した人たちは、何らかの人への影響力をもっておりだからこそ人からも信頼されたり憧れられたり感動させられたりします。
今日は何らかの影響を与えていきたい人向けへのブログです。
悩み相談室 強い影響力とは一体何なのでしょうか?
私自身英語が苦手でしたが、無謀にも急にアメリカに1年留学した経験があります。
最初は、全く言葉が伝わりませんが言葉が伝わらない国でもハッピーが伝わったり怒りが伝わったりします。
実は言葉での交流はわずかで、その時に感情を受け渡していくことがコミュニケーションの本質だということに気づかされました。
だからよく「英語を理解するより感じている」と友人に言っていたことがあります。
『上手に話そう』などと手段のことより、どうゆう感情の受け渡しがしたいのかがポイントです。
よくご相談で、YouTubeしたほうがいいのか、ラジオしたほうがいいのか、セミナーしたほうがいいのか等等、手段ばかりを考えていらっしゃる方がいます。
もちろん手段は大切なツールですが、とにかく誰かに対して「今までとは何かわからないけど、やりたくなった」という感情が動くと人は行動し「その人に影響された」ということになるのです。
相手の感情をどうやったら動かせるのか
自転車乗るなどと一緒でこれは一種のスキルです。
感情のメカニズムを知ると、自分自身の感情を変化させられることもできますし、相手の感情を変化させることも可能です。
重要なことは、相手に届けたい感情を先に自分が感じて、こっちの感じている気持ちが相手に伝わっていくと変化が起きます。
YouTubeでも、ラジオでも、セミナーでも、講演でも、授業でも、仕事でも、何でも、やってる人自身が楽しむことなのです。
実際、私自身もカウンセリングは、人と人の嘘のない関係性の中でのコミュニケーションがとれ、人の底力を目の当たりにさせてもらえる仕事で楽しみながらしているからこそ、深刻にならずに真剣に向き合おうとしてくださるのかなとも思います。
さらにそこに伝え方の技術を持てば、伝える自信がついてその自信が伝わっていくことで相手が安心しながら変化されます。
言葉は感情を届けるための乗り物であるということです。
オンラインやなかなか会えない状況でもこのように考えると、感情を伝えることができ深くコミュニケーションが取れますのでやってみてください。
行動を止めるものは恐れである
そうじゃないでしょ?やる気がないからでしょうと思っている人も多いのではないでしょうか?
例えば部屋片付けることひとつにしても、やる気が出ないからやらないと思っている人がほとんどですが、例えば「部屋を片付けてもまた散らかって時間が取られたり体力が消耗して、この仕事ができなくなることが恐いからやめておこう」という感情の動きが読み取れます。
「ブログやりたいけど本を出版したいけど文章書くのが思いつかないから、苦手だから」と先送りにしている人もいますが、文章が思いつかないからではなくて、大変な作業をしてもしょうもないこと書いたのを自分が見るのが嫌だからという恐れから来ていることもあるでしょう。
・何か失う恐れ(loss)
・誰かよりも劣っているという恐れ(less)
・2度とないかもしれないという恐れ(never)
この3つの恐れから人への影響力を自らストップさせている人が多いと思います。
確かに人生の質を上げるために、恐れがないと実は退屈な世界になってしまいます。
そして無意味かもしれないことをやろうとするのは恐いです!
だからこそ恐いと思っているものをきちんと向き合ってみることが重要です。
評価を失うと思っているのか?
お金を失うのか?
フォローしてくれなくなるのか?
もう2度と起きないのではないか?
恐れは常に未来に対して抱くものです。
次にどんなことを恐れているのかを、明確にしてみることが人生の質を上げるチャレンジができて創造性が豊かになってくると思います。自己理解を繰り返しましょう、恐れは現象だけです。恐れの向こうにあるものは何か?見通してみましょう。
その恐れを乗り越えた人が、感情を乗せた言葉の乗り物を使って発信していくから影響力のある人になり人が集まるのでしょうね。
恐れず前へ・・・
今日も充実した1日をお過ごしください。
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