悩み相談室 日常を変えたい。どうすれば変えることができるのか
こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。今日は毎日同じことの繰り返しでやる気が下がってしまい日常を変化させたい人にお送りします。
日常何気なくしている行動を意識して変化させるだけでいいのです。
例えば、呼吸を丁寧にすることや座り方に気をつけたり、自粛中は難しいかもしれませんがスーパーなど食料品、日用品を買う場所を変えるということです。
簡単にできる方法ですね。これも日常の少しの変化を大きくしていくワークです。
スーパーで日用品や食料を毎回同じところで大体買われている方が多いのではないでしょうか。
私自身もそうですが、家の近所や通勤から帰る場所で日常の買い物をするのは当たり前です。そしてどこに何が並んでいるのかも容易にわかり、スムーズに買い物を済ませられます。
ただこの意識せずスムーズにというのが、自分を変化させるぐらいの日常を変えるには少し良くないかもしれません。
つまりパターン化してしまっているということです。そして心理学的には心地の良い場所に居続けてしまうコンフォートゾーンから抜け出さないと成長や進歩しないのです。
あまり何も考えずに行動してしまっている、これが増えるとどんどん成長どころか衰退や老化をしていくのだと思います。
忙しい時は仕方がありませんが、少し余裕があるときは行ってみたい場所のスーパーなどあえて初めての場所に足を踏み込んでみてください。
少し高級品が置いてあるような場所は、来店している客層もずいぶんと違いがあります。その出会いだけでも日常から脱したり新しい自分になるには有効です。
どこに何があるのかわからないと、一生懸命に探している自分と出会え認知に変化が起きる
このときに「ワーキングメモリーが鍛えられている」と思ってください。
ワーキングメモリーとは作業記憶と訳されます。
何か作業をするときには、今まで培った記憶などを総動員して作業しているのです。これが大きくなっていくと、日常生活や仕事、子育てがよりやりやすくなってきます。
例えば、家にトイレがどこにあるかわかっていると思います。そしてよく行くお店や友人の家、実家などのトイレの場所もわかると思います。きっと100件家があってもトイレの位置は覚えられると思います。
ワーキングメモリーとは、自然と鍛えられるのですが経験値や体験が少なくなると途端に小さくなってしまうものです。
自然とメモリーを増やすことで、自分への変化や日常の変化にも余裕が生まれます。
これもちょっとした工夫でできることですので、今から違う店で明日の食料品を買いに行きましょう。
今は自粛などで大変な地域もありますので無理せずゆっくりできる時に意識してみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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