こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は、コロナの影響により世の中が変化し「新時代のリーダーのスキルは一体何が必要なのか」についてのお話です。
コンサルティングやコーチングをしていて、様々なリーダーの役割を持っている人と話をする機会が多くありますが、その中でチームワークをどのように作っていけば良いのか悩んでいる人がいます。
お話を伺っている時に「チームメンバーを引っ張っていきたい」と表現なさっていることが多いです。
今、チームメンバーや部下たちが「なんでわかってくれないんだ」「どうしたら伝わるんだ」と悩んでいる人向けのブログです。
悩み相談室 周りにいる人を引っ張っていきたいけど、分かってもらえない
コミュニケーションのポイントの一つとして、「わかって欲しい」「理解してもらいたい」という気持ちで相手に話すと「わかりたくない」「理解したくない」と真逆の作用が働きやすいのです。
では、どうすれば良いのか?
自分が話したいこと、理解してほしいことを1分以内で端的にまとめて、自分の伝えたい思いだけで話すことがポイントです。
そして補足説明をすれば良いのです。
まずは伝えたいことを端的に話しましょう。
自分の価値観の方向に引っ張らない
そして「こっちに引っ張っていきたい」と思っているときは、ご自身の価値観の方に引っ張っていきたいと思っている人が大半です。
しかし価値観をたくさん持っている人たちの新時代は、これでは難しいのです。
ましてやコロナの状況で「こうすれば上手くいく」という考え方や方法が上手くいかなくなって、もう一度自分たちの大事にしたかったことはなんだったのかと考える時間ができて、価値観が多様化したと思います。
昔は教育の中でも価値観が同じに育って目指すものが同じ人が多かった時代はそれでもよかったかもしれませんが、おそらくそれは50代までの人の価値観かもしれません。
40代の人はその世代の人たちが親で育っているのでまだ共有できる人も少なくないかもしれませんが、30代、ましてや20代以下になってくると正しくジェネレーションギャップが起きます。
まずスタッフの一員が何がストレスで、何が価値観として大事なのかに気づかせてあげて、それをサポートしてあげるのが良いと思います。
自分がどんな価値観を大切だと思っているのかがわからない人が多いので、そこに気づかせてあげて、そしてそれをサポートしてあげるスキルが、新時代のリーダーには必要です。
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