こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は、人はけっこう「決断」や「目標設定」というのが、苦手だし、嫌だし、避けていたいものですので、避けずに済むにはどうすればいいのかについてお伝えします。
どのようにすれば目標設定しやすいのかを知っておけばうまくいくことがあります。
悩み相談室 決断したり目標設定するのが苦手
目標設定には、次の5つが本質です。
1)ゴールは今の自分を変えるため
今の行動、今の感情、今のあなたが思わず動きたくなるものがゴールの最重要ポイントです。
「こうしなければならない」などと動きたくならないものは、そもそもそのゴールは自分のために本当に必要なものかどうかは疑問です。
2)ゴールは、なりたいあなたを明確にするため。
ゴールの達成は目的ではありません。
その達成までのプロセスを通じて、あなたがどんな人間に成長していくのか、それがゴールの目的です。
例え失敗してもうまくいかなくても、そのゴールは、どんな成長やどんな貢献をあなたにさせてくれますか?
3)ゴールの〆切は、「成長スピード」を決めるもの。
ゴールが成長の目安なら、締め切りは、成長スピードの目安になります。
早く成長したいのか、ゆっくり自然に成長したいのかによって締め切りを決めればいいのです。
4)できるかどうかよりも、やる意味があるかどうか。
人は「意義」を求めます。
「いつもより1分早く起きる」というのは、「できる」と思いますが、そこに「意義」を感じるかどうかは別問題。
人は「できる」ことを追い求めすぎて、「意義」を失うと生きていけません。
そこには自分にとって何が大切か、が抜けてしまわないように注意しましょう。
5)ゴールの究極のインパクトは、連鎖反応が起きること
ゴールはあなただけの問題ではありません。
ゴールをおいかけることは、あなたを取り巻く人たちに、影響を波状的に与えていきます。
あなたが1つ挑戦することは、必ず誰かに関係し、影響を与えているのです。
目標設定は、どこまでも人生を高めていく素晴らしいツール
自分の立てた目標にしばられるのではなく、ゴールがあることによって、もっともっと自由に解き放たれた今を過ごせるようになっていきたいですね。
自分を縛って苦しくなっている時は、目標設定から見直してみてください。
プロセスが重要なことに気付けるともっと自由に充実していきますよ。
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