こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は「今年があと半分弱しかない」「もう7月も終わってしまう」試合中あと5分というところで負けていたら「どうしよう」と焦ってしまうなどとの思いに心当たりがある人向けのブログです。
ここぞという時に焦ってしまうのは誰でもありますが、焦りは成功から遠ざかってしまうレシピです。
しっかりと集中するには、どうすればいいのかをお伝えします。
悩み相談室 どうしても肝心なところで焦ってしまう
実は人生は、焦ったら負けのゲームです。
それはなぜかと言うと、今やるべきことの目の前のことがしっかりとできなくなってしまい結果失敗ということになりやすいからです。
試合があと5分になって「どうしよう負けてる、なんとかしなきゃ」と思って目の前のことに集中できないとパフォーマンスが結果下がって後で反省するという負のスパイラルに入ってしまいます。
人は焦っている時、頭の中で「あれやらなければ」と思っていても実はあまり抱えていないのです。
人の頭の中は「1こ、2こ、3こ、いっぱい」と感じていて、意外に書き出してみると思っているほど抱えていることがなかったということもよく起きます。
自分が何となく焦って目の前のことに集中できない時は、抱えていることをしっかりと明確に書き出してください。
そして一つずつ完了させていくようにするにはどうしたらいいかと考えて、その目の前のことに集中するようにしましょう。
能力が高い人でも焦ると小学2年生になる
焦ってくると何度も何度も同じ間違いをしたり、忘れっぽくなったり、考えつかずパニックになることがあります。
ある研究で、超が付くほどのエリートで能力の高い人たちが焦ったら頭の中のメカニズムはどうなったかということを調べたら、8歳児レベルまで落ちてしまうという結果が出たようです。
なんで同じことをやってしまうのだろう、何度も忘れるのだろうというのは8歳レベルにまで落ちているからなのです。
そんな時に考えて欲しいのは、幾つものことを一度にやろうとしていないでしょうか?
完了する、終わらせるとかクリアにするということができているでしょうか?
全てが達成できないことってたくさん日常でおきますが、決意してそれをクリアしていく習慣を身につけるということが大切なのです。
今日これを終わらせると決めて完了すると頭の中が整理されて目の前のことに集中ができ、パフォーマンスが上がるので成功します。
「ここまでやる」という習慣がつくと、人生のステージが変わってきますので、「〇〇まで終わらせる」という習慣を毎日ノートに書いて完了させてください。
それでは、今日も充実した1日をお過ごしください。
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