こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は、どんな感情になろうと意識して過ごしているかどうかについてです。
コロナの猛威が世界中で止まらず、みんな不安になっている日々だと思います。(そうじゃない人は、確実に世の中が変化したことについて行けず現実逃避をしているかもしれません)
現在特に、カウンセリングの中や日常生活、仕事においてもあまりにも「わからない」「不安だ」「できない」「理解したくない」との感情や思考に取り込まれている人たちが増えてきている現実があります。
「コロナは怖い」と恐れながらも、特に何か意図的に感情のあり方や生活様式に変化がないのであれば、何も対策せずに人頼みの生活に慣れてしまっているのかもしれません。
何かにおいて「わからない」「不安だ」「コロナ以前のように同じ日常に戻るだろう」との感情や思考になっているなと気づいておられる人向けのブログです。
悩み相談室 この先のことが考えられず、わからない事だらけで不安だ
「毎日やる事がいっぱいで忙しい」と話している人は、要注意です。
先日もブログの中でお伝えしたように、組織や誰かが決めた締め切りや事柄に追われていて忙しくても何も成長につながらないばかりか忙しいのに振り返ったら何も挑戦していなかった、何も残らずただ疲れているという状況になると人の人生を生きてしまい枯渇していきます。
去年までの私自身が忙しい事でどこか思考停止になっていました。
何を手に入れたかよりも、どんな人間に成長しているのかの方が人生をはるかに左右します。
しかし、人間はついつい忙しいと自分の考え方を見直したり、心の中を見直したりするよりも見た目や外的な評価を上げることばかり考えてしまいます。
しかも簡単に評価を高めるにはどうしたら良いのかばかり考えると、何事でも100%どこかで行き詰まります。
そして次にしてしまいやすいのが、「自分から理解しようとする」という自発性がないと人を指摘したり、自分のわかる部分だけを強調して自分がしている意味や囚われている感情がわからず周囲に撒き散らしている人がいます。(これはあまりにも自己責任感がないので、迷惑行為です)
もちろん企業や組織でどう自分をブランディングしていくかは大事ですが、実際に自分の内面にないものは外には出てきません。その逆も然りです。
まずは、今自分自身が何をしていて誰かから何かを言われたからそうするのではなく、その言動は自身にとってどんな意味があるのかを意識しながら過ごしてみましょう。
2020年後半をどんな気持ちで過ごすのかを決める
感情がずっと変わらない人はいないと思いますし、そんな人は怖いですが、自分が常にどの気持ちに戻ってくるのかを意識する事が大事です。
不安定な時代には、どんな名著を知っているのかどんな人を知っているのかどうかなども、時代を乗り越えていけるかどうかに大きく関係があります。
本当に今、必要な情報を知るか知らないかによってこれからの時代自分がどんな風に動いていくのかに関わっていきます。
そしてそんな情報を獲得しながら、毎日どんな気持ちで過ごして感じていくのかを意識しなければなりません。
この本を読んだらいつもほっとした気持ちに戻れる、やる気になるなどの本を持っていますか?
自分がどんな気持ちでいたいのか、どうしたらその気持ちに戻ってこれるのかを意識して過ごしてみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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それでは、今日も充実した時間をお過ごしください。
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