こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日はなぜ、習慣化することやルーティンにすることが必要なのかについてお伝えいたします。
「自分には決断力がないな」「毎日仕事で疲れていて新しく何かをしようと思っても、スタミナが残っていないな」「やるぞー」と思ってもすぐにやる気を無くすと思う人向けのブログです。
悩み相談室 「やるぞー」と思ったのに、すぐにやる気がなくなってやめてしまう
よくメンタルコーチをしていてもカウンセリングをしていても「やろうと思ったのに、またすぐやる気がなくなってしまってモチベーションを保つにはどうしたらいいか」というような悩みが少なくないです。
その時にいつもお伝えしているのは、科学的には「やる気」は2日ないし3日でなくなってしまうということと、気分によってやるか、やらないかを決めてしていると物事が不安定な進み方になってしまうということをお伝えします。
つまり、やる気で何かをするのではなく、習慣やルーティンにすることは気分に左右されることなく継続できて、やり始めは大変でもどんどんと【自動化する】ので、何も苦労せずにできるようになるということです。
人間が習慣やルーティンを作っていく1つの理由は、自動化するとまた違う新しい目標をが見つかり達成しやすいからです。
やる気があるかないかではなく、「やるぞー」などの気持ちにエネルギーやスタミナを使わずに、要は【意思力】を温存できるかどうかが何か大切なことを成し遂げていくためには必要なので、習慣化することで温存することができるのです。
何を最近、習慣にしましたか
実際に認知心理学や行動心理学、脳科学の研究で【何を習慣にすれば目標達成するのか】ということは分かっています。
何を習慣にすれば目標達成するのかに関しては、ゆっくりとセミナーなどでいつか皆さんにお伝えしたいなと思っていますが、なぜ規律やルーティン、習慣が必要なのかについては新しいことをする力を残すということを先ほどお伝えしました。
24時間という人間にとって時間はとても大切なのですが、時間よりも大切でレアなものが【意思力】です。
「やろう」と思って何かを決めて考えて物事にかかると、その都度【意思力】に身体のガソリンを使ってしまいます。
行動して何かを選択すればするほど【意思力】は減ってしまうということです。
何か大きく「やろう」と思った時に、意思力が少なくなっていってしまいますので、新しいことができなくなったり続かなかったりするのです。
例えば、やることがABCDEFGとあったとしたら、それをルーティン化しておけば何も考えずに、やる気があるとか無いも関係なく簡単に自動化されていきます。
ルーティンになっていると意思力を使わなくても済むので、「やるぞ」の力が残って意思力も強くなり、違うことがまたできてとなると、人生が2倍にも3倍にもなっていきます。
いつもやっている最高だと思うようなことを習慣、ルーティンに落とし込んでみましょう。
それでは今日も1日充実した時間をお過ごしください。
Twitterでも毎日いろいろと情報を発信しておりますので、フォローよろしくお願いいたします。コメント欄からも質問や疑問にお応えしておりますので気軽にコメントくださいね。
コメントを残す