こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。
今日は、人間どうしても目標を立てるとそれが達成できたかどうかが気になって、達成できなさそうな自分が見えると急にやる気がなくなってしまう人向けのブログです。
私自身、大学生のアメリカンフットボール部にメンタルコーチをしていますが、たくさんそんな学生にも出会いますし、コンサルやカウンセリングでもたくさんお出会いします。
そんな方々へどう考えればいいのかのヒントをお伝えします。
悩み相談室 あのやる気はどこにいってしまったのか?モヤモヤする
私自身も意識的に毎日何らかの変化を起こしています。
それは、外的なものから内的なもの色々と変化は作れると思います。
私の著書でも冒頭に取り上げていますが、人間変化を毎日意図的に作らないと、大きな変化を強いられる「大変」なことが起こりやすいということは、延4万人のカウンセリングをしてきてわかった共通点です。
誰でもできたら大変な出来事は避けたいものです。
しかし、毎日変化を意識的につくって目標達成していこうとするとやる気にならない日も出て、そんな日にモチベーションを上げるためにどうするればいいのでしょうか。
基本人間の脳はスッキリするとやる気になり、パワーが出やすいメカニズムになっています。
つまり今日変化するために必要なことをするよりも、今日「やらなければならないこと」に目を背けてまで「変化のために必要なこと」ができないのです。
「こうなりたい」「ああなりたい」など【どうやったら繋がるかな】は、変化できないトラップです。
だからやる気が起きなくなってしまうのは、毎日目の前の「やらなければならないこと」にばかり目がいってスッキリしたい為に変化を起こす方のモチベーションが下がってしまうのです。
変化を起こしたければ「変化のためにやろうと決めたこと」をやり残していないか確認して、気持ちが乗った時にやるとかではなく、それをしっかりとやっていきましょう。
ノートにやりたいことをしっかりリストアップしておくことが必要
いつもブログ内でもお伝えしていますがまずは自分の変化のためにやることをじっくり考えて記述し、それを毎日5分でいいので、そのノートを眺めてみて今の自分を省みて欲しいのです。
この作業は、人間頭の中の全体像が見えてくると、何をやっているかが理解しやすいし、やる気が戻ってきやすくなります。
そして紙に書き出すことで脳が、やり終わっていないけどスッキリするのでやる気が出てきます。
頭の中でモヤモヤしていることを人に話したりして表に出すと、まだ何も変わってないんだけれど頭がスッキリして気分が楽になっていきます。
頭の中のものを出してしまわないと、「何が大切なのか分からない」脳のメカニズムなのです。
そして人間は何ができたか、何ができなかったかなど成果や結果で自分自身を評価してしまいます。
そうではなく、今日自分がどんな姿勢で人生で挑んだのかが習慣になっていることが変化を作り出し成長に向かい結果が現れるのです。
結果を求めていくのではなく、大切なことを毎日やり抜く姿勢が結果につながるのです。
目指したものをやり切るか、やり抜いていくことが、できていようができていないであろうが結果はともかく、【やり切った自分】が手に入ります。
1ヶ月何も何もやらなかった自分が手に入っていると次の月も負債になっていきます。
結果や成果など目に見えるものに囚われやすいのが人間の脳のメカニズムですが、トラップにはまらないように結果を出したければ、その為の項目を【やり切る自分】を変化と共に手に入れてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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今日も充実した時間をお過ごし下さい。
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