悩み相談室 やる気が上がらない。やる気を上げるためにはどうしたらいいでしょうか?
こんにちは、臨床心理士・公認心理師の織田マドカです。今日は5月病って言葉がありますのでやる気のあげ方についてさらにお伝えいたします。
昨日もブログでやる気について書いていますのでそちらも合わせてお読みくださるとさらにやる気アップします。
臨床的には5月より6月の方が気候の変化もあり不調をきたしてやる気が出ないとのご相談が増えますが、最近はそのアップダウンさえもないずっとやる気が出ない方も少なくないです。
もちろん私自身もやる気が全然出ない日もありますが、やる気を上げる方法を知っておくと上げることができます。
特にリーダーはセルフリーダーシップを毎回しているからリーダーになれます。つまり率先して自分を自分で引っ張っていくということです。
リーダーシップの本質は、自分を自分で引っ張っていく率先力です。
それぞれやる気の上げ方として「周りの人が理解してくれたら」や「計画たてたら」等でやる気が上がったという方もいらっしゃると思います。
人それぞれの方法があり、心理学的にはこれをやると6割はやる気アップにつながるが4割は上がらないという研究結果があります。
つまり万人に合う方法はないということです。
ではやる気を上げるためには、どうするといいのか?
それは、いくつもの自分のやる気を刺激するものを持っておくといいのです
例えば、トンカチを持っていると全てが釘にみえるというメンタルトラップがあります。
つまり何か一つの方法しかなければ、すべてそれでやれると思ってしまいがちですができない時に困ってしまいます。
本当のプロは、相手に合わせて方法を変えたり自分にも色々な道具を持っていたりするからたくさんのことができるのです。
ですので、やる気を上げる方法もいくつも持っていることが必要です
これはストレス解消方法も同じですので、またそちらもご参考ください
やる気が欲しいことは何かを明確にしよう
もっとこれにやる気が出たら人生が、ビジネスがうまくいくのにと思うことはないでしょうか
人は欲しいもの(お金・成果・綺麗な部屋など)がわかっていたとしても、自分が出来なそうと思っているのか、できると思っているのかによってやる気に違いが出ます
つまりできると思うと感じていなかれば、やる気にならないのです。
これを心理学的にはエフィカシー(自己効力感)と呼びます
例えば部下に正しいやり方や伝えても、部下が「できる」と思っていなかればやり方がわかってもしないのと同じです。
これのエフィカシーはスキルで上げれなければあげられないし、自然にあげることは難しいのです。
出来なさそうと思うのではなく「できる」と感じつかどうかがキーポイントです
そして成功体験が上がるとまたエフィカシーも上がりますので、「できる」と思って行動をし続けて成功体験を増やしましょう。
将来の自分をイメージして、成功している人をモデリングする
映画を見てもいいし、ドキュメンタリーを見てもいいのですがやる気があがるようなものを見て気分を上げることもやる気になりやすいです。
もしくは成功している人や達成している人を見ると「やれるかも」と思いやすくヤル気になりやすいです。
「これぐらいできるでしょ」というような自分自身への語りかけの言葉も重要です
メカニズム的に内的な言葉掛けはとてもやる気を上げるには大切です。自分自身に前向きになれる物を色々用意することも必要です。
この言葉を聞くとやる気が上がる、この絵を見るとやる気になる、これを食べるとやる気になる、この人に会うとやる気になるなどなどたくさん用意してみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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では充実した1日になりますように
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